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梅雨を快適に過ごす 〜気の観点から〜

 古来より中国では、人体の氣血の流れがよいときに精神と肉体の健康が増進されるとされてきました。

 血の流れる通り道が「血管」であるのに対し、氣の流れる通り道が「経絡」と呼ばれるものになるのです。血管を通る血と氣の通る経絡は互いに影響しあいながら全身をめぐります。こうした氣血の流れが外界から人体に与える様々な要因(外因)によって阻害されることがあります。このことがその人自身の意識に認識されなくてもそうしたことが起こり、「気」持ちがだるくなったり「気」力が萎えるといったことにつながることを知っておかなくてはなりません。

 古来より中国では外界が人体の気血の流れに及ぼす影響の中で代表的なものを六邪(風・暑・火・湿・燥・寒)といっています。その中で梅雨の季節は、湿度が著しく高い時期になるのでやはり湿邪の影響が大きくなるとされてきました。

 湿邪の特徴は、気血の流れを重く停滞させる重濁性と粘着性にあるといわれます。それゆえ「体重節痛」といって体が何となく重く、節々が固まり痛みやすいといいます。また食物の消化の流れも停滞させ碑腎のはたらき(消化吸収作用)を低下させます。だからこの時期には重くお腹に残りやすい油ぎったものよりはさっぱりとした食事を心がけることも時に適った養生です。そしてふだんよりも食事のときによく咀嚼することを心がけましょう。

 また血の流れを促進する氣の流れは、呼吸作用によって駆動されていますので、氣の流れが停滞しやすいこの時期は呼吸導引法をしっかり行って全身の気血の流れを高めておくとよいでしょう。

 健康と美容を追求する経絡導引塾は新宿曙橋から歩3分です。

Posted at 2009年06月11日 10時55分59秒

 
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