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酸素不足の影響

 人体内の細胞がしっかりとはたらくためには、栄養素を摂り入れるだけでなく「いい呼吸」を通じて新鮮で豊富な酸素が与えられなくてはなりません。酸素によって細胞の燃料となる栄養素が完全燃焼するときに個々の細胞が正常に活動するからです。

 ところで人体細胞は原始的な生命体であるウイルスやバクテリアなどの細菌類に比べ、構造が発達しており複雑なのでその生命活動維持により莫大な物質エネルギーを必要とします。ですから人体に摂りこまれる酸素の総量が慢性的に不足している状態が続くとより構造が簡単で小さい、少量のエネルギーで生存できる細菌類にはダメージにならず、大量な物質エネルギーを必要とする人体細胞にとっては大きなダメージとなります。

 正常な人体細胞の活動が制限されると全身の生体組織にダメージが生じ始める一方で有害な細菌類の働きによる感染症、炎症などが起こりやすくなってしまいます。わずがなエネルギーだけで生きられるウイルス・バクテリア等の細菌類は多種多様で世の中の至るところに存在しているので人体内にもいくらでも入れます。有害な細菌が人体内に繁殖しようとしても、その人体の細胞全体に新鮮な酸素が供給されているなら阻止できます。肉腫・ガン腫などの異常細胞についても同じことがいえます。いずれも少量の酸素で生存できるものです。

 異常な人体細胞は正常な人体細胞のだいたい7分の1の酸素量でも生きられるのです。ですから酸素摂取量が慢性的に不足していると異常な人体細胞にはダメージにならず、正常な人体細胞には深刻なダメージが生じてしまい肉腫・ガン腫などに身体が蝕まれる結果となってしまいます。

Posted at 2009年05月15日 16時03分50秒

 
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